ハリー鍼灸院の特徴
1.「姿勢のゆがみ」、「体の使い方」に注目
普通、鍼灸治療は姿勢にさほど注意を払いませんが、当院は患者さまの姿勢や日ごろの体の使い方に注目します。
たとえば、長いことストレスにさらされていると、猫背になります。
その猫背が、肩こりや慢性疲労の原因になることはしばしばあります。
ところで、意外に思われるかもしれませんが、歩きすぎたり、逆に長時間座りっぱなしだったりしても、肩こりになります。
こうした姿勢のゆがみを取るべく、中国古典の『易経』にもある「バランスが大事」という考えに基づいた全身治療を行います。
全身を使って生活している以上、全身にアプローチするのは当然と言えます。
筋肉を緩めるだけの対処療法ではなく、不具合を誘発する体のクセ(根本)から直していくので、
当院で治療を続けているうち、疲れにくい、元気な体になります。
2.問診(医療面接)を重視
当院では問診(医療面接)を重視しています。
現時点でのお悩み(主訴と言います)だけでなく、その背景もお聞きします。
正確な情報を収集しないと、きちんとした治療方針・治療計画を立てられないからです。
また、必要に応じて徒手検査(痛み、しびれ、筋力などを手を使って調べる)、
血圧測定、聴診なども行い、患者さまの状態をしっかり把握します。
3.主訴以外の症状にも注目
お困りの主訴以外の不調にも注目します。
肩こりで来られた患者さまには 「ほかにお困りのこと、気になること」
「『こんなこと、どうせ鍼灸では治らないだろう』と思われていること」 もお伺いしています。
肩こりに悩まされる患者さまは、腕もつらかったり、歯の治療中だったり、
お尻やふくらはぎの緊張に左右差があったり、おなかの調子が悪かったり、ということが結構あります。
4.体のメンテナンス施術も含め最適な受療頻度を提案
患者さまの生活習慣、体質、症状(既往=過去に患った病気も含む)によって、最適な通院頻度や通院期間をご提案します。
腰痛が改善しても、椎間板ヘルニアやぎっくり腰の既往があるかないか、
座り仕事か立ち仕事か、ストレスの量と感受性はどうか等で、最適な施術頻度や治療法は違います。
「治ればおしまい。痛くなったらまた来てね、それまで知らない。
便りのないのはよい便り」ではなく、治療後も患者さまの健康づくりをサポートします。
症状が軽くなった後のメンテナンス(再発防止、健康増進)がどれだけできるかが、
鍼灸師の実力、腕の見せ所といっても過言ではありません。
古代の中国では、「上医」(すぐれた医者)は、まだ病気になっていない段階で患者さまの変化に気づいて治療する
ーー「未病(みびょう)を治(ち)す」ーー
と言われていました。
5.ストレス管理やアンチエイジング(抗加齢)
医学の最新研究のフォローアップと正確な情報の発信
高齢社会(高齢「化」社会ではなく)、ストレス社会に伴い、世間にはストレス管理や
アンチエイジング(抗加齢)に関する医学情報(特に食品・栄養素に関する情報)が氾濫しています。
民間医療には優れたものも多いのですが(しょうが、にんにく、ねぎなどの香味野菜、
リンゴやブルーベリーなどの果実が持つ健康効果はつとに知られています)、科学的根拠やエビデンス(証拠)に乏しいもの、
いたずらに健康不安を煽るものが多いのも事実で「言ったもん勝ち」の様相を呈しています。
「牛乳は体に毒だ」「血液型ごとに最適なダイエット法がある」
「水素水は体にいい」「卵は一日一個まで」などが典型的な例です。
日本抗加齢医学会に所属している当院は、アンチエイジング(抗加齢)の最前線の研究をフォローアップし、
WEBや院内掲示等で、無理なく楽しく続けられる「ごきげんエイジング=抗加齢のための楽しい生活習慣」
を実現すべく、信頼性の高い情報を発信します。